導入事例(大学向け学内事務システム)

お客様紹介
ある分野に特化している都内私立大学様。
 
導入前の課題
パッケージ製品を導入していましたが、いろいろな業務ができるが故に、事前の設定が非常に多く、また、不必要な機能が多くあったため何を使えばよいのかわからない状況が続きました。
事務担当者に運用負荷がかかることで、自然とシステム離れが進み、一部の機能を使うためだけにシステムが存在しており、業務効率も改善されない状態となっていました。
 
導入のきっかけ
パッケージ製品のリース契約更新の時期が近づく中で、システムが有効活用されていない現状を踏まえ、システムの再構築を検討することになりました。
SPICさんにはパッケージ製品導入前の汎用機による学内事務システムをご担当頂いており、業務を知っていただいていることもありお声掛けしましたが、事前課題をしっかりと吸い上げて頂き、業務改善も踏まえた提案をしていただいたことで導入を決定しました。
 
導入の過程について
設計時には、「システムありき」ではなく各担当者の運用を認識いただいた上で、改善案を含めて検討頂き、満足しております。
 
導入時も専任SEが常にサポートして頂き、初期設定を含めて移行していただいたおかげで、スムーズに本稼動を迎えることが出来ました。
導入によって得られたメリット
パッケージ製品に合わせた運用をしていたため、毎年年度初めは初期設定作業に追われていましたが、本学の構成に合わせたシンプルな構成となり、作業量が大幅に改善されました。
また、画面上に説明が表示されているため、どの機能を使えばいいか迷わなくなり、各担当者のシステム利用が増え、他の業務に使える時間が増えました。
結果として課全体の業務効率が図れ、大変満足しております。
導入後も「その後使いづらい部分はないですか?」と声をかけていただけるのもうれしいですね。
 
 その他 導入後、1年間システムを利用し、改善フェーズを経て保守サポートをスタートしたため、実際の業務運用とのギャップをよりなくすことができました。
マニュアルについても、システムの操作解説書にとどまらず、業務を意識した運用手順書があるので、助かっています。